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補助金

【20事例まとめ】美容院・サロン・生活関連サービス業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

目次

はじめに

他の業種や、まとめをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

【超まとめ319事例】小規模事業者持続化補助金の利用用途

【4事例まとめ】農業・林業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【2事例まとめ】漁業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【6事例まとめ】情報通信業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【22事例まとめ】建設業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

不動産業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【14事例まとめ】専門・技術サービス業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【7事例まとめ】教育・学習支援業・塾における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【3事例まとめ】福祉業・整骨院等における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【4事例まとめ】運輸業・郵便業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【15事例まとめ】自動車整備業・その他サービス業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【73事例まとめ】卸売業・小売業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【63事例まとめ】宿泊業・飲食業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

【118事例まとめ】製造業における小規模事業者持続化補助金の活用事例

 

小規模事業者持続化補助金とは…

公募要領によると小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度です。

意訳をすると、「割と小さめの会社や個人事業主が、自社の置かれている状況や自社の強みなどを見直して、これからも継続して経営を行うための経営計画を立ててください。その経営計画を事務局で審査しますので、審査に通れば、その経営計画の中で行う新規顧客獲得や業務効率化の取り組みに対して金銭的な補助をしますよ」といったところですね。

最大の補助金額は250万円です。最大の補助率は3/4です(基本は2/3です)。

通常枠が50万円であり、それにプラスしていろいろな要件をクリアすることが出来れば、補助金額が上乗せされていきます。

この補助金額が示しているのは全体の経費ではなく、返ってくる金額のことです。
経費として375万円利用した場合に2/3の250万円を補助してもらえるということです。

詳しくは下記をご覧ください
【2023年版】まだ間に合う?持続化補助金とは?概要と申請方法

生活関連サービス業・娯楽業の概要

生活関連サービス業と娯楽業は、人々の日常生活や娯楽をサポートする業種です。それぞれについて詳しく説明します。

生活関連サービス業

生活関連サービス業は、消費者の日常生活を支えるさまざまなサービスを提供する業種です。これには、家庭での清掃サービス、食事の配達、美容院、理容店、ネイルサロン、エステティックサロン、パーソナルトレーニング、ジム、ペットケア、修理やメンテナンスサービスなどが含まれます。この種のサービスは、消費者が時間や労力を節約したり、特定のスキルを持たない作業を代行したりするために利用されます。

娯楽業

娯楽業は、レジャー、エンターテイメント、レクリエーションの提供を目的とする業種です。これには、映画館、劇場、音楽会、スポーツ施設、テーマパーク、博物館、ギャラリーなどが含まれます。また、イベントの企画や旅行代理店のサービス、レクリエーション活動(ハイキング、カヤックなど)の指導もこのカテゴリに含まれます。

これらの業種は、人々の生活品質を向上させる重要な役割を果たしています。生活関連サービス業は日常生活をスムーズにし、時間や労力を節約することで、消費者が自分たちのライフスタイルに合った選択をより自由にすることができます。一方、娯楽業は人々に楽しみやリラクゼーションを提供し、ストレスの解消や社会的なつながりを深めるための機会を提供します。

補助金申請事例

※ミラサポplusの内容を引用しております。
ミラサポplusへ

出張理容サービスの展開により、在宅介護業界のニーズに対応 カットサロン伸

町外で8年間修業の後、平成8年1月に創業。町内の男性客をメインに幅広い年齢層をターゲットとして事業展開している理容業者である。

事業の内容
吉賀町域内において、在宅介護者に対して出張理容サービスを行うために移動式リクライニングチェアと移動式シャンプーユニットの導入を行った。

また、出張理容サービスに関する事業案内パンフレットの作成・配布を行った

事業の効果
理容サービスと部屋の掃除や買い物代行など身の回りサービスをミックスした、出張理容サービスを展開したことで、散髪に行くことが困難な在宅介護者のニーズとケアプラン以外の業務対応が問題となっていた介護業界のニーズ対応することができた。PRのために行った事業案内パンフレットによる営業活動の効果もあり、事業開始から約7か月で新規顧客を35名程度獲得でき、売上高が前年比30%程度増加している。

事業者の声
以前より考えていた事業展開を本気で取り組むきっかけとなった。今後は、定期的に事業の見直しを行い、より良いサービスにできるよう取り組んでいきたい。

新しいエクササイズメニューが行える機器を導入し顧客需要に対応 (株)AQEA CLUB

2010年11月創業、既存のスイミングスクールの経営権を獲得した2011年4月より 「SportsLife AQEA CLUB」として運営を開始した。水(AQUA)で治療(CURE)する をコンセプトに、子どもから高齢者まで利用できるプログラムを提供している。

事業の内容
補助金を活用して、低体力者向けに個別トレーニングプログラムを開発し、それを実行するための器具(レッドコード)を導入した。
自主事業として、新しいトレーニングプログラムを掲載したチラシを作成・配布し、広報活動により新規顧客の開拓に取り組んだ

事業の効果
高齢者や低体力者でも利用できる器具を導入したことで、運動の幅が広がりより楽しくトレーニングができるようになった。
設備導入後、新しいトレーニングプログラムを8名の既存会員が利用し、また問い合わせ30件中、新規入会者が10名あった。

新規顧客の掘起しや、会員中約15%を占める高齢者層の既存顧客の退会防止や継続へとつなげることができた。
本事業により、高齢者層に関する売り上げが前年比30%増加した。

事業者の声
補助金を活用し、低体力者向けの質の高いサービスの提供が可能になり、体力に不安のある方でも、安心してトレーニングサービスを提供することができるようになった。利用者からも「楽しく運動ができる」「今までできなかった動きの運動が可能になった」といった声をいただいている。退会防止と入会促進により会員増につながる効果を得ることができた。

炭酸ヘッドスパ装置を導入し新しいメニュー開発を実施 株式会社献祥

昭和54年創業、美容室シクラメンとして地元に密着した営業を続け、平成11年に、美容室Faithと屋号を変更。店は、阪急川西能勢口駅から徒歩5分ほどの便利な場所にある。顧客の高齢化に伴う売上げの減少と、従業員が定着しないという問題に危機感を募らせていた。

事業の内容
補助金を活用して、 20~40代の新規顧客に向けた炭酸ヘッドスパを導入。
チラシのポスティングのほか、無料体験による集客を試みた。

事業の効果
ヘッドスパを体験した人の反応は特に良く、体験に加えてカットやカラーをする人もいるため、着実な売上の増加につながってきた。

2ヵ月で200人の体験モニターの声を拾い、今後の価格設定やPRに生かす予定。

事業者の声
持続化補助金のために策定した経営計画を従業員と一緒に取り組むうちに、従業員の意識も変わるようになり、「閉店後に社内で勉強会を開こう」など、前向きな提案が出てくるようになった。

新しいミシンを導入し自社内作業を可能にし納期を大幅に短縮 池澤クリーニング店

1964年、クリーニング専門店として創業。現在は本店工場と営業所、アンテナショップの3 店で営業し、洋服や着物、革製品などの洗濯及びリペア(修理)を行っている。

事業の内容
補助金を活用して種類の異なる3台の業務用ミシンを導入。それまで外注に頼っていた衣類等のリペア(修理)を本店工場で行うことで、納期の短縮とプライスダウンを図り、サービスの向上に繋げる。

補助金によりリペアサービス告知用のスタンド看板を作成し、来店されたお客様にPRを行う。また、リペアサービスの情報を掲載した。ニューズレターを各店頭及びDMで配布し、新規顧客の創出と既存顧客のリピート率アップを図る。

事業の効果
外注費の軽減により、リペア料金も約20%の値下げが可能となった。また、納期についても3~4日間短縮する事が可能となり、お客様の指定日時に合わせて修理できるようになった。
クリーニング品には付きもののほつれなどもすぐに直すことができるようになり、生産性が向上した。

事業者の声
人口の減少や家庭用洗濯機の高性能化、大手チェーン店の進出により、洗って仕上げるだけのクリーニング店では顧客の流出は防げません。今後もクリーニング店で出来ること(メニュー)を増やし、間口を広げて行きたいと思います。 

地域に少ない宿泊施設の拡充で地域活性化に成功 株式会社 OZ Links

富山の日常生活に溢れている魅力を世界中に発信したいという思いで、平成28年1月に創業。インバウンドビジネスとして、個人旅行者のための宿泊・町人文化体験施設の運営、ツアー運営、謎解きクエストの提供、町人文化を受け継ぐ地域住民と旅行者をつなぐコミュニティスペースとして、オープンスペースの提供、イベントの運営。アウトバウンドビジネスとして、海外へ富山の商品の魅力をアピールするお手伝い、海外向けWEBサイトの運営・プロモーションコンサル事業、自社商品やコンテンツを海外向けにPRするための翻訳支援。

事業の内容
インバウンド観光客の利便性と集客を図るための「シャワールーム」の新設を行った。

事業の効果
宿泊者数が順調に伸びている。メインターゲットである外国人旅行者も微増ではあるが増えつつある。

町全体の課題である「宿泊設備・施設」の不足面を軽減し、多くの観光客を呼び込み、地域全体の活性化に繋げる。

事業者の声
旅の宿として、食事を楽しむダイニングとして、人が集まる空間として、本補助事業で得た成果を更に次に繋げていくことで、
 「越中八尾ベース OYATSU」から八尾町の楽しみ方を広げていき、当該地域の観光振興を持続的に発展させていきたい。

映画を通じて子供たちの未来を豊にする 株式会社チャイルド・フィルム

平成23年創業。「子供たちに映画を通じて世界の多様な文化を届け、子供たちの未来を豊かなものとすることを目指す」を経営理念として、外国映画配給、親子向け映画情報サイトの運営。

事業の内容
自社HPを新規開設(http://www.child-film.com
配給事業を紹介し、同時に配給関連グッズを販売するECサイトをHP内に設置した。

こども映画プラス(http://www.kodomoeiga-plus.jp)のアフィリエイト機能を強化
自社専用のCMS型HPから、スマートフォン対応表示が自動的にできるようになった。

事業の効果
自社HPの新規開設により、ホームページを見た映画ファンや映画を上映したい事業者の方からの問い合わせや、映画の販売につながった。
こども映画プラスのアフィリエイト機能強化により、事業開始から半年程度の期間で新規の受注が増加し、売上高が前年比約100万円程度増加した。

事業者の声
映画のオンラインショップについては、上映している映画館でのみ販売していたが、当社のオンラインショップができたことで、いつでも購入できるようになり、映画ファンから大変よろこばれています。上映事業者様からは、ホームページがあることで、上映のお問合せがしやすくなり、問い合わせ件数も増えております。

癒し・休息・髪の健康を提供するサロンを遡求し他店と差別化 ヘアーサロンさわい

平成5年、24歳の時に夫婦で理髪店を開業。平成11年に店舗兼住宅に移転。平成20年以降は顧客数横ばいの状況。

事業の内容
既存の総合調髪にヘッドスパを加えると共に、新規ヘッドスパメニューを開始するため、蒸気ミストスチーマー、遠赤外線促進器、マイクロスコープを導入。「頭皮ケア」「心身ケア」を重視する調髪サービスを充実させ、「散髪の床屋」事業から「リフレッシュ提供のサロン」事業へ方針を転換する象徴の事業として実施し、競合する近隣理容店との差別化を図った。

事業の効果
顧客に対して新たな経営方針「癒し・休息・髪の健康を提供するサロン」を伝えるための象徴となる事業となった。ヘッドスパ付き散髪利用者は約20名に増加。その内ヘッドスパ単体メニュー利用者は5名。口コミによる新規顧客が4名。

既存顧客のヘッドスパ付き散髪利用者の来店頻度が高まった。直近月の売上高が前年比で8%増となり、少しずつではあるが着実に売上が増加している。

事業者の声
経営方針の整理や計画づくり、採択後はカタログ作成や店舗掲示ツールの作成、事業の実践等々、商工会の想像を超える支援に感激し、頑張らなくてはという想いが生まれました。補助事業を経験したことでマンネリ気味だった仕事が楽しくなり、毎日の改善、工夫やアイディアを膨らますことにやりがいを感じています。そして事業を続けていく事、将来の自分に対して明るい気持ちになれています。

「美」だけでなく「健康」の相談対応もできるネイルサロンへの展開 ネイル・フットケアサロン CALM

平成22年に開業したネイルサロンであり、平成27年12月店舗移転に伴い、フットケアルーム穏~おん~をサロンの一角に併設。ネイリストとしての経験年数19年。日々お客様の手足に接しする中、30代~50代の美を求めるお客様、巻き爪・陥入爪・タコ・ウオノメ・踵のひび割れなど、トラブルを改善するために定期的なケアを行う高校生~80代のお客様の二極のニーズに対応している。

事業の内容
補助金を活用して、足が持つ本来の機能を導き出すために、機能性インソールを使用しトラブルの予防を目指す。また、「足の形を作るのではなく、足本来を導き出す」アイテムツールとして販促活動に繋げる。 

販売促進対応の「自社ホームページを更新」し、今までの既存のホームページとは違った新たな、足トラブルを予防することの大切さを周知するのと同時に販売促進活動を実施する。    
小規模事業者持続化補助金の事業計画等を参考に経営革新計画の認定を目指す。

事業の効果
補助金を活用してフットケアに関する販促活動を実施したことにより、昨年との3ヶ月間のフットケア売上を比較すると226%増加しており、インソールに関しても20足程度販売が可能となった。
本事業を通して、ネイルはビューティのみでなく、トラブルを予防し、本来の機能を取り戻すケアが大切だということを知って頂くことが出来ている。この事業を参考に経営革新計画の承認が可能となった。

事業者の声
美と健康を両立をさせたいがどういう風に進めていってよいか悩んでいた時に、指導員の方から経営革新にチェレンジしてみないかとご提案いただき、サロンの方向性を今一度見直す機会だと思いチャレンジしました。
ネイルサロンは「爪のおしゃれをする場所」から『大切な足と爪を管理する場所』に変えていきたいと思っています。

「おとなの修学旅行」を提案し、新しい顧客層開拓に成功 橙雅交通株式会社

平成21年6月5日に会社設立。同、平成21年8月6日に旅行業、一般貸切旅客自動車運送事業は平成22年4月12日より開始。小グループ旅行に特化した旅行業と貸切バスのサービスを展開。

事業の内容
補助金を活用して、補助事業である『おとなの修学旅行』をホームページに掲載し、市内全域に2回のチラシの新聞折り込みにて配布し、会員募集を図る。

事業の効果
現在会員数は21名。うち13名の会員より年間契約を行い約110万円の売り上げがある。

この事業により、地元より添乗員として1名を雇用することができた。

事業者の声
現在は、口コミで会員数が少しずつ増加してきており、本年度中に追加で50名の会員増加を目指している。

競合他社との差別化をパンフレット・チラシで顧客に遡求 りふれがーでん

平成15年にリラクゼーションサロンとして創業。平成27年4月には大型SCの出店を撤退し、日吉津村内の一軒家物件を改装して独立営業を開始。さらにアロマや薬膳料理の提供など高付加価値サービスにより、高い顧客満足度およびリピーターを獲得している。

事業の内容
スクール講座についてアロマ系を前面に周知をする事で、他社のリラクゼーションスクールなどの競合と差別化を図り、生徒の獲得を図りたい。

アロマ、サードメディスンを軸としたスクールパンフレットの整備、自社パンフ兼チラシの作成、折込広告、ポスティング、理美容室など協力店舗等での設置。

事業の効果
ポスティングや店頭での設置により、問い合わせが2件/月あるかないかの状況から、20件/月の問い合わせに繋がり、実際にスクール受講においても27.12期には1名であったものが28.12期には16名のスクール受講となり収益の主軸の1本になっている。

事業者の声
これまでも商工会の支援により補助金を活用してアロマや薬膳料理などの資格を取得。高付加価値サービスを提供する事により他社との差別化を図る事ができました。事業の拡大や充実化を進めるに当たり、人材の確保という面が小規模事業者の課題となっており、今回の持続化補助金を活用させていただいた事でスクール受講生の拡大は収益の拡大だけではなく、人材の発掘・育成にも繋がる事業として取り組んでいます。

愛犬家のための事業を軸に新たな取り組みで地域の魅力を発信 DogBloom

2003年6月に国東町田深にて犬のトリミング店【DogBloom】を開業。その後、地元である国東という地域を活性化したいという思いから、【国東お犬様本舗】を開業し、国東の水産資源を活用したドッグフードの製造販売を開始。さらには菓子製造のノウハウを応用し【国東ゴコク堂】として地域の魅力を発信する土産品の製造販売も開始している。

事業の内容
トリミング事業の集客を目的とした、ホームページ・リーフレットの作成からスタートし、愛犬家用(人用)煎餅の開発・販売のためのプレス焼き機の設置、土産品開発時のパッケージデザインの改良とリーフレットの作成と新たな事業展開に応じた事業を実施した。

事業の効果
主たる事業であるトリミング事業から始まり、持続化補助金を有効に活用する事で、「ドッグフード製造」「土産品製造」と次々に新たな事業を展開。トリミング以外の事業が年商の4割を超える程に成長した。

事業者の声
一歩踏み出す毎に、持続化補助金や商工会の支援を得る事ができ、次の一歩に繋がってきた。

人口減少など暗い話題も多いが、この地域で今後も生活していく為にも、立ち止まる事なく次々と新たな事にチャレンジしていきたい。

海外展示会でツーリングツアーPRによる外国人客の新規獲得 FUN RIDE JAPAN合同会社

平成27年1月個人事業主として起業。平成29年3月に法人化。外国人向けモーターバイクツーリングを専門に販売。オーダーメイドのツアー企画販売からバイクレンタル、ツーリングガイド派遣等、トータルなサポートを展開している。

事業の内容
2017年8月バンコクで開催された海外展示・商談会「タイ国際旅行フェアー」へ出展。

チラシ、ノベルティー及びポスターを作成し、展示会で配布。

事業の効果
展示会出展により、バンコクの経済情報誌に掲載され、自社の事業が広く周知された。
チラシ配布の結果、タイ旅行社6社、バイクディーラー1社より提携依頼があり商談を継続中。
ノベルティー配布の結果、バイク愛好家より約50件の問い合わせがあった。
ポスターをブース内に掲示したことで、約500人と商談することができた。

事業者の声
展示会に出展したことにより、バンコクの経済情報誌「The daily NNAタイ版」に取り上げられ事業を広く一般にアピールでき、新しい日本観光として受け入れられた。展示会での反応もとても良かったため、この機会を大切にして、今後の売上向上につなげたい。

「しごと体感旅行(職人体験)・作成・発信プロジェクト」 アーストラベル水戸株式会社

平成19年に創業。個人から団体まで、地域の教育機関、自治体と連携し国内旅行、海外旅行、教育旅行、各種大会等の旅行手配など受注型旅行の手配、催行をしている。第3種旅行業。全国旅行業協会正会員、茨城県旅行業協会正会員。

事業の内容
学校(総合的な学習の時間)・企業(研修)・スポーツチーム・大手旅行代理店(2種以上)に向け、「しごと体感旅行(職人体験)30ページプラン集」を製作しホームページ、新規事業案内パンフレットなどを用い効果的に宣伝していった。

事業の効果
自社のオリジナル商品を持つことでお客様に私たちの姿勢・取り組みを理解していただくことができた。まだこの事業が直接的に仕事には結びついてはいない状況ではあるが、この事業をきっかけに新規の案件をいただくことができた。改めて商品を持つ重要さが理解できた。

事業者の声
職人の生活やモノ作りに対するこだわりの姿勢は興味・関心がある人がたくさんいることが分かった。
茨城の職人の素晴らしさ、地元のモノづくりの良さを伝え続けていきたい。
茨城の職人の素晴らしさ、地元のモノづくりの良さを伝え続けていきたい。

経営指導員の声
相談の段階から方向性が定まっており、持続化補助金申請のための経営計画書の骨格が整っていたことで、補助事業計画を詰めることができた。今後も事業者の意向に寄り添いながら、各種補助金の申請を含め幅広い分野で引き続き支援を続けていきたい。

利用客の利便性をアップする機材導入をHPでPRし顧客満足度増 ダイブイン浜

昭和47年に民宿として創業。その後昭和53年にダイビングショップも併設。常連のダイバー客の利用が多い。

事業の内容
新規客集客に向けたホームページのリニューアル。
保有船へのGPS魚探の設置

事業の効果
HPをリニューアルし、SNSとの連携を行ったことでSNSを見て来客する新規のお客様も増えてきた。

HPリニューアル時(平成28年10月)のインスタグラムフォロワー数は160名だったの対して、現時点(平成29年4月)では  346名と既に216%増加しており、これからの夏のシーズンで更に新規のお客様がSNSから弊社を見付けやすくなる可能性がある。
GPS魚探を設置した事で雨天時などでも問題なくダイビングポイントに行けるようになったことで、利用客からの評判が良くなった。

事業者の声
HPのリニューアルは直近の課題であったが、費用を考えると実行に移せなかった。持続化補助金のお陰で負担を減らせた上に大きな効果を得る事ができた。
GPS魚探も必要ではあったが、費用を考えると導入が難しかった。導入した事で利用客の満足度が上がったことはとても効果が大きい。

「無添加どら焼き」を開発し、BtoBにも積極的に挑戦 野田の元湯株式会社

平成23年に廃業した創業45年の日帰り公衆浴場を、平成25年に現代表者が譲り受けて開業。アトピーに効果があるとの評判により県外からの来客も多い。地元産品の直売所や飲食スペースも併設し、オリジナルの「無添加どら焼き」を開発するなど、癒しと健康のサービスを総合的に提供している。

事業の内容
アレルギーに悩む子供をお持ちの家庭や、食の安全にこだわる消費者向けに開発した当店の「無添加どら焼き」を効果的に訴求・販売するパッケージデザインの開発を行った。
食に関心の高い消費者層へ県内外を問わず広く訴求するために自社ホームページを開設。
店頭での「待ち」の営業から積極的な「攻め」の営業に転換するために、ポスター・POP・チラシを作製。
金融機関主催の展示会等に出展し、一般消費者だけでなく流通・小売バイヤーへ営業展開を行った。

事業の効果
当店のお客様は従来より高齢者が多くを占めていたが、今回のパッケージデザイン開発により比較的若い女性層にも受け入れられるようになり、月間売上は補助事業実施前と比較して約20%増加した。(月商40万円程度)

また、展示会でバイヤーの意見を収集できたことで今後の商品改良に役立つだけでなく、県外への流通販路の拡大にも大いに期待が持てる。
『癒しと健康』をテーマに幅広く訴求したことで当館の人気度が増し、入浴料の値上げにも繋がり入場料売上も取り組み前と比較して約5%増加した。

事業者の声
シンプルな製造工程が多いので、地域の高齢者や障がい者の方が働ける場所としても役立っていきたい。
農家さんとの繋がりを生かして、地域の中で評価の低い果物や販売に向かない野菜なども当社で加工して今後商品にしていきたい。

HP、雑誌を利用して「フォトスタジオのある美容室」をPR COSMIC HAIR

平成27年10月オープンしたレトロモダンな美容室。店舗2階にはフォトスタジオスペースを設けており、フリーカメラマンであるご主人による各種記念撮影が可能。

事業の内容
事業名を「フォトスタジオのある美容室PR大作戦」とし、ホームページの新設、地元有名月刊誌への掲載、店舗周知看板の作製設置を行う。当店周辺には無いフォトスタジオ併設の強みを強調したホームページとし印象が残る内容とする。またターゲットである20代後半~50代を取り囲むため、スマホ対応やクリック電話システムを導入する。さらに月刊誌への掲載による集客活動を図り信用力を高め、また広告×ホームページというクロスメディア戦略を使って広告からホームページへ誘導する。

道路沿いに視認性の高い看板を設置することで周知され、地元での存在感を高め、またお客様が迷うことなく来店できるようにする。

事業の効果
月刊誌に掲載したことで周知され、郊外からのお客様が増加した。
ホームページにフォトギャラリーページを設けたことで、フォトスタジオに関する問い合わせも急増、来店客も前月比10人増加した。
カラフルな看板は車からでも目に止まり、初めてのお客様でもわかりやすいとの声をいただいている。

事業者の声
自分でも驚くような反応があり活用させていただき感謝している。計画段階では月15万円の売上増を見込んでいたが、月25万円増の月もある。今後も売上を維持すべくSNSも活用しホームページに誘導するなど効果的な広報活動をしていきたい。

親子の絆づくりをサポートする地域密着型ヘアサロンの販路開拓 ヘアーワークススペース

昭和50年に創業。老若男女問わずカット・カラー・パーマ等を主なサービスとしている。息子を後継者とした平成10年に店舗移転をした、親子4代続く老舗理容サロン。

事業の内容
親子で来店してもらえる店づくりのため、内装及び店舗入口の改装を行った。
親子に特化したサービスとして、親子カットサービス(セット料金)、親子写真撮影サービス等、世代や性別に合わせて、様々なオプションメニューの提案を行った。

また、サービスを周知するため、チラシを作成し、ポスティング等により配布した。

事業の効果
改装工事を行ったことにより、誰もが入店しやすい落ち着いた店づくりが実現でき、来店者からは「とても入りやすく、リラックスできる」との言葉をいただいた。チラシの配布による宣伝効果により、8組の親子に新規で来店いただいた。

事業者の声
これまで店舗改装の実施に躊躇してきたが、この事業があることを知ったことで、本格的に店舗改装を含めた販路開拓に取り組もうと決意した。商工会からアドバイスをいただき、経営計画を策定することで、今まであまり気が付かなかった当店の強みを再発見することができた。

夫婦の歴史と未来予想図ノートによる新規紹介客獲得大作戦 夢のとき

「100組のカップルには100通りの結婚式がある」をコンセプトに、お客様の立場に立ち、会場選びから準備、結婚式当日の運営まで、一切を引き受けるスタイルでプロデュースを行っている。

事業の内容
ウェディングを思い出深いものにし、結婚生活を円満なものとするため、夫婦の歴史を綴り、未来を描くためのノート「結-Yui-」を作成した。
また、「結-Yui-」を周知するためのホームページリニューアルとパンフレット作成を行った。

事業の効果
統一したイメージで「結-Yui-」、「ホームページ」、「パンプレット」を作成したことにより、事業所のコンセプトを明確に打ち出すことができた。これが地元テレビ局でも取り上げられるなどした結果、問い合わせ件数も格段に多くなり、補助事業実施前と比較すると、受注件数・売上とも2割程度増加した。

事業者の声
「結婚する二人に喜んでもらいたい」との思いで続けてきたが、自身の事業を見直す事はなかった。経営計画を策定したことで、これまでの事業が整理でき、思いを実現するための課題とその解決方法が具体的に見えてきた。商工会議所から結婚費用等市場の動向などに関するアドバイスをいただいたことも、とても参考になった。今後は、経営計画書に沿って事業を進めるとともに、常に見直しながら喜ばれるサービスを提供していきたい。

経営指導員の声
事業者の思いだけでなく、客観的なデータに基づく市場動向の分析をすることにより、取り組むべき課題が明確になった。今回の事業を通じて売り上げの増加が図れたこと、何より経営計画の重要性を理解してもらえたことが良かった。引き続き支援を続けていきたい。

クリーニングと衣服修理をワンストップ化し、顧客満足度を増加 えびすやクリーニング

昭和30年10月創業 親子2代にわたる営業展開で、地元に愛され十文字で一番古いクリーニング店。現経営者は「東京クリーニング学校」で、洗剤や薬品に関する科学的知識・遷移知識等の専門知識や、アイロンによるスーツの手仕上げ、着物仕上げ京都染み抜き等を学び、また高級クリーニング店でブランド品の仕上げなど修行を重ねてきた。修行中のいろいろな部署の経験が今の手仕上げに活かされている。

事業の内容
他店との差別化による経営の安定化を図るために、自らの技術を生かしてのクリーニング屋と修理屋を一つにした『洗うだけじゃない!衣類の修理で街中ワンストップメンテナンス店』を目指す事とし、そのため「工業用ミシン・職業用すくいミシン・職業用ロックミシン」を導入し販路の拡大を図った。

事業の効果
今まで外注していたジーンズリペア、丈詰め、革ジャン等の修理が自店にて可能となり受注増加と経費削減に繋げることができた。

このことにより納期の短縮と加工精度の向上が図られるとともに、顧客満足度も高める事ができ対前年比20%増の売上増加に繋がった。

事業者の声
今後はSNSをフルに活用し、技術力の高さを発信し地域外からのお客様の需要の拡大を狙いたい。

イートインスペースでの客単価増を狙い看板等装置を設置 有限会社 よしおか

当社は、平成13年に家族湯温泉「湯~庵(ゆーあん)」として開業した。開業当時は12室のみで営業を行っていたが、顧客からの支持を得ることができたこと、また家族湯の流行にも乗ったこともあり、現在では全17室と、県内最大規模の浴室数を有するまでに成長した。

事業の内容
デジタルサイネージ導入。要所に映像配信が可能なモニターを設置。それぞれの部屋の雰囲気やデザイン、2階お食事処のメニューなどが閲覧してもらえるようにする(台湾語と英語にも対応)。また、Web環境での構築を行ったことで、一般的な サイネージ用のシステム構築よりコストを下げる。

事業の効果
入口(タッチパネル式)で浴室の画像を見ながら部屋を選んでもらうことができるようになり、お客様から好評の声をいただいている。

浴室(スライドショー式)で、飲食メニューを閲覧してもらうことで、「ついでの食事」が増えており、入浴+食事で、客単価が1000円~1500円増加している。
入口と待合室にタッチパネル式のモニターを配置したことで、待ち時間がある際には、お食事処で待機していただくという選択肢を提示でき、滞在時間、客単価の増加から、前年同月比50%前後の売上増加につながっている。

事業者の声
今後も国外(特に台湾)に焦点を当てた集客を行うことで、更なる販路開拓を目指している。

事業計画の重要な要素

生活関連サービス業・娯楽業の事業計画を考える上で重要となる要素は以下の通りです。

市場分析

自社のサービスがどのような需要に対応するのか、そしてその市場の規模や成長性はどの程度なのかを理解することが重要です。これには、顧客の動向、競合他社の状況、業界のトレンドなどを調査する必要があります。

顧客理解

目指す顧客層(ターゲットマーケット)の詳細なプロフィールを理解し、そのニーズと期待を満たすようなサービスを提供することが重要です。これは、市場調査を通じて行うことが一般的です。

サービスの差別化

競合他社と比較して、自社のサービスが何を提供し、それがどのようにユニークで価値あるものであるのかを明確にすることが重要です。

財務計画

事業を運営するための初期および運転資金の要件、収益予測、利益率など、事業の財務側面を明確にすることが重要です。

運営戦略

サービスを提供するための人員配置、必要なスキルや訓練、物流、サプライチェーン、設備等の詳細を計画することが必要です。

マーケティングと販売戦略

顧客に対してあなたのサービスをどのように認知させ、魅力を伝えるかの戦略を練ることが必要です。これには、広告、プロモーション、販売チャネル、価格設定などが含まれます。

法規制と準拠

事業を運営するために必要な許可、ライセンス、保険、安全規制等の遵守について確認しておく必要があります。

補助金利用用途まとめ

サロンで新しいサービスを提供する為の設備導入を行ったり、新しいサービスを告知する為のWebサイトを開設する等に補助金が利用されている傾向にあります。

また、一般的な周知方法であるチラシやパンフレットに関しても、よく利用されています。

さいごに

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持続化補助金は、中小企業・個人事業主が持続的な経営を実現するための重要な支援策です。持続化補助金を上手に活用し、事業の改善・拡大につなげてください。

なお、弊社では申請に係る作業の中で最も大変な事業計画策定のサポートを行っております。
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阪本翔太

阪本翔太

奈良県の中小企業診断士。 地方でがんばる人をITで後押ししたい。

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