目次
はじめに
kintoneを導入する前に本当に自社に合っているかを確認しましょう!
こんにちは。 奈良県唯一のサイボウズオフィシャルパートナー「株式会社パレットテクノロジーズ」の阪本です。
今回のお話はkintoneの導入を検討している方必見です! 実際に導入してから「やっぱりkintone要らなかったかも・・・」とならないよう、ご自身の会社が適しているのか、もしくは適していないのかをわかりやすくお伝えしたいと思います。
最後までご覧いただけると嬉しいです。
kintoneとは?
そもそもkintoneって何?詳しく知りたい!という方はこちらをご覧ください。
kintone(キントーン)とは?奈良でkintoneの構築をするならパレットテクノロジーズへ!
kintoneの導入が適している企業とは・・・
では、早速どんな企業が適しているのか見ていきましょう。
基幹システムを導入しておらず、紙やExcelで業務を行っている企業
初めてのシステム導入になるので、システム自体に慣れていないケースも多いですが、オーダーメイド開発によって現場への負担が少ないという点でメリットがあります。
基幹システムを導入しているが、システム外での紙やExcelを使った業務が多い企業
基幹システムでは管理しきれない(開発にかかる費用対効果も考慮して)業務がある場合、補助的にkintoneを使うのも良い使い方です。
プライム上場企業の1/3が利用しているのは、これが理由です。
親会社やグループ企業との情報共有や連絡にシステムを導入していない企業
親会社やグループ企業にライセンスを付与して、kintone上で同じデータを閲覧・編集することが可能です。
もちろん、アクセス制限を詳細に設定することができます。
アプリ開発の専門家や知識のある人がいない企業
プログラミングの専門知識が無くても、アプリを開発することができます。
ただし、kintoneでアプリを作るためのデータ設計等の知識は必要です。
特殊な業界、特殊な業務を持つ企業
ニッチな業界や特殊な業界は、業界特化の専用システムが無かったり、特殊な業務はパッケージシステムに組み込まれていません。システム化するにはオーダーメイドでシステムを開発する必要があります。
kintoneを用いれば、費用をかなり抑えてオーダーメイドのシステム開発ができます。
既に導入しているシステムの改修費用が高い企業
システムの改修に、高いお金を払っていませんか?
kintoneではカスタマイズ費用を抑えることができますので、乗り換えるのも一つの手です。
業務変更が多い企業
業務の変更に合わせて、システムの改修も必要となりますが、システムの改修をしていると、費用がかさんでしまいます。
kintoneだとシステム改修費用をかなり抑えることができます。
早いスピードでシステムの改修をしたい企業
kintone上でアプリを作るのは、1からシステムを開発するよりも、段違いに短い工期で完了させることができます。
スマホやタブレットでデータの閲覧や決裁を行いたい企業
外出先から、電子決裁が可能であり、申請業務がスムーズに進むようになります。
システムに慣れていない方、高齢の方にもシステムを使ってほしい企業
オーダーメイドでシステムを開発できるため、不慣れな方にも使ってもらいやすい画面にすることができます。「システムはちょっと…」という方にも活用していただきやすいです。
データへのアクセス制限を設定したい企業
Excelではアクセス制限が設定できないため、情報共有が難しい場面がありました。
kintoneでは詳細にアクセス制限をかけることができるので、セキュリティ面でも安心です。
既存のパッケージシステムは機能が多すぎて使いづらいという企業
オーダーメイドでシステムを開発するため、本当に必要な機能にだけ絞って、使い勝手の良いシステムにすることができます。
kintoneの導入が適していない企業とは・・・
それでは、逆にkintoneが適していない企業とはこんなところです。
・10万行以上の膨大なデータをkintoneの1つのアプリで管理したい企業
・kintoneと基幹システムで常にデータの同期を取りたい企業
・基幹・システムで対応出来ない業務の少ない企業
・一部の業務でしかkintoneを活用するつもりのない企業
・動画など、容量の大きいデータをkintoneで管理したい企業
・システム上で複雑な計算を要する企業
・勤怠時間管理、給与計算、会計といった法律や税によって仕様が変わる、専用システムのような動きを期待している企業
kintoneでできること
こちらはkintoneで実際にできることです。
薄い黄色で囲まれているものがkintoneの標準機能でできる業務で、濃い黄色で囲まれているものがカスタマイズやプラグイン(無料のものもあります)で追加するとできる業務です。
何も囲まれていないものは、kintoneよりも専用のシステムの方が適している業務です。
ご覧のようにkintoneの守備範囲はとても広く、業種を問わず多種多様な業務を行うことができるんです。
改善したい業務内容も考慮して、kintoneが適しているのかを考えてみてもいいかもしれません。
まとめ
本記事では、kintoneが適している企業と適していない企業について解説させていただきました。
kintoneはすべての会社に適するシステムではありません。だからこそ、導入前にご自身の会社、業務内容と合うのかをしっかり確認することが大切です。
この記事を読んでも「いまいちウチが合っているのかわからないな・・・」という方がいらっしゃれば、お問い合わせいただけたらと思います。
弊社では補助金の申請から、kintoneの導入、導入後のアフターフォローまでお客様に寄り添いながら丁寧な支援をさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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それでは、また。