目次
はじめに
kintoneって、何ができて、何ができないの?
こんにちは。 奈良県唯一のサイボウズオフィシャルパートナー「株式会社パレットテクノロジーズ」の阪本です。
今回のお話はkintoneの導入を検討している方必見です!
kintoneでどんなことができるのか、そしてできないことは何なのかをズバリ解説してきたいと思います。
最後までご覧いただけると嬉しいです。
kintoneとは?
そもそもkintoneって何?詳しく知りたい!という方はこちらをご覧ください。
kintone(キントーン)とは?奈良でkintoneの構築をするならパレットテクノロジーズへ!
kintoneでできること
まずは、kintoneでできることをお話しします。
Excelからアプリを作ること
すでに利用しているExcelやcsvファイルから、アプリを作成することができます。
ファイル管理
できますが、ユーザー数×5GBまでしかデータを保管できない為、動画などの大容量のデータの保管には適していません。
基本的にはファイルの一括のダウンロードやアップロードが出来ません。(弊社のソフトを利用すれば可能です!)
細かいアクセス制限
例えば「人事考課」アプリは総務部だけが見れるようにしたり、機密データを役員だけが見れるようにしたり、「製品マスタ」アプリの「原価」項目は従業員に見せないようにしたりするような細かい制限をかけることができます。
報告書や日報を作成すること
今まで紙で作成していた日報などはデジタル化を行うことができます。
案件管理や進捗管理
工事案件の管理や、製造業における進捗管理などが可能です。
データ登録後の自動通知
営業担当が請求データを作成した後、経理担当にメール通知を行うことや、訪問予定日の1日前にリマインド通知を発生させることが可能です。
安全在庫を下回った際の通知
在庫数が、安全在庫数を下回れば担当者へ通知を行うといったことができるので、発注漏れや在庫切れを防ぐことができます。
スマホやタブレットから利用すること
お手持ちのスマホやタブレットでも、データを閲覧したり、入力・編集をすることが可能です。
端末にkintoneアプリをダウンロードしておけば、プッシュ通知を受け取ることも出来ます。
取引先や商品のマスタ管理
取引先や商品など、何度も繰り返し使われるデータや、集計に使いたいデータはマスタ管理をすることができ、マスタからデータを引用することで、データのゆらぎを無くすことができます。
データをグラフで見ること
円グラフ、棒グラフ、表など、様々な見え方でのデータの可視化ができます。
1対1 or 1対多のチャット
1対1のメッセージはもちろんのこと、1対多の掲示板機能も利用できます。
データに関連するコメント
1データ毎に、コメントを残すことができます。
データの出力
csvファイルで出力することができるので、手動でバックアップを取ることはできます。
データの一括登録・更新
Excelもしくはcsvファイルを用いて、データの一括登録や一括更新が可能です。
カレンダー形式での表示
カレンダー形式で、予定の表示などが可能です。
電子決裁(ワークフロー)
電子決裁システムを構築することができます。
ただし、「過半数が承認すれば次のフローへ」というような複雑な条件は指定できず、「1人が承認すれば次のフローへ」 or 「全員が承認すれば次のフローへ」しかできません。
データの検索
「アプリ」に溜めたデータは、検索して探し出すことができます。
文字情報だけでなく、添付したファイルの中身まで検索できます。
無料トライアル
30日間の無料トライアル機能があるので、一度触れてみてから導入を検討することができます。
簡単にkintoneの学習
kintoneに関する資料、学習コンテンツがたくさんあります。
kintone導入に補助金利用
IT導入補助金など利用できる補助金があります。
詳しくはコチラ↓
【2025年最新版】kintoneの導入に補助金は使える?IT導入補助金と他の補助金の違いって?今年度の変更点も解説!
プラグインやカスタマイズをすればできること
次に、そのままではできないけれど、プラグインやカスタマイズをすればできることについてお話しします。
Excelのような操作
ダブルクリックで編集などの操作は、無料のプラグインで対応できる場合があります。
データの複雑な計算
kintone上にあるデータを使っての計算は、基本的に四則演算かIFの条件分岐が限界です。
複雑な計算を行ったり、Excelのような関数をするには、カスタマイズ等が必要になります。
アプリ間の集計
集計のややこしさにもよりますが、無料のプラグインで対応できる場合もあります。
ボタンを押すと、集計を開始するといった仕組みにするには、カスタマイズが必要です。
帳票印刷
注文書や請求書、作業指示書など、印刷をする場合は有料のプラグインが必要になります。
プラグインでは、Excelやpdfに出力することができます。
外部サービスとの連携
基幹システムや外部サービスとの連携については、kintoneだけでなく、連携先の仕様を理解できる技術的な知識が必要であり、難易度が高いですが可能ではあります。
膨大なデータ数の管理
1つのアプリに数十万件のデータを格納すると、動作が遅くなります。
もし、膨大なデータを保管する場合は、年度ごとにアプリを分けるなどの工夫が必要になります。
データのバックアップ
手動ならcsv書き出し、自動なら連携サービス!
間違えてデータを消してしまった場合には、復元することができません。
「毎日決まった時間にデータをバックアップする」といったことを実現するには、カスタマイズか、有料のプラグインが必要になります。(弊社のソフトを利用すれば可能です!)
ガントチャートの作成
どの程度の機能が必要かによりますが、無料のプラグインで対応できる場合もあります。
柔軟なガントチャートの場合はカスタマイズが必要になります。
kintoneでできないこと
では、逆にkintoneでできないこととは・・・
1人から利用すること
2024年10月より、最低利用ユーザー数は10名に変更されました。
10名以上は1ユーザー単位でのご契約が可能です。
まとめ
本記事ではkintoneが向いている会社についてお伝えさせていただきました。
こうしてみると、kintoneはできることだらけですね!
kintoneはオーダーメイドで業務に合ったアプリが手軽に作成できるうえに安価なので、オススメです。
この記事を読んで他にも「これはkintoneでできる?できない?」と知りたい方がいらっしゃれば、お問い合わせいただけたらと思います。
弊社では補助金の申請から、kintoneの導入、導入後のアフターフォローまでお客様に寄り添いながら丁寧な支援をさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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なお、今回のお話は動画でも解説しています。
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それでは、また。