目次
はじめに
kintoneは補助金を活用してお得に導入しましょう。
こんにちは。 奈良県唯一のサイボウズオフィシャルパートナー「株式会社パレットテクノロジーズ」の阪本です。
今回のお話はkintoneの導入を検討している方必見です!
kintoneを導入する際に少しでも安くできれば嬉しいですよね。
実はkintoneの導入には補助金が使えるんです。どんな補助金が使えるのかわかりやすく解説していきたいと思います。
最後までご覧いただけると嬉しいです。
kintoneとは?
そもそもkintoneって何?詳しく知りたい!という方はこちらをご覧ください。
kintone(キントーン)とは?奈良でkintoneの構築をするならパレットテクノロジーズへ!
2024年度は?
・その他補助金(ものづくり補助金事業承継・引継ぎ補助金 等)
・業務改善助成金
kintoneを導入するにあたり、2024年度はこれらの補助金や助成金を使うことができました。
2025年度も
2025年度も引き続きこれらの補助金がありますので、kintoneをお得に導入することができます!
IT導入補助金と、その他補助金の違い
実はIT導入補助金とその他の補助金では大きな違いが二つあります。
対象経費
補助事業実施期間とは、例えばこの6ヶ月間でkintoneの導入や構築を終わってくださいねというような期間のことです。
その他の補助金では、補助事業実施期間の間の経費のみが補助金の対象になります。
一方でIT導入補助金では、補助事業実施期間が終わった後でも最大で二年間のライセンス費用や補修費用が補助されます。
金額
IT導入補助金とその他の補助金を比べると、その他の補助金の方が補助額が大きくなることが多いです。
IT導入補助金では、よくあるのが150万円分までの補助になりますが、その他の補助金だと1000万円までだったり、場合によってはそれよりも多い補助金を出してもらえたりもすることもあります。
2025年度IT導入補助金の変更点
導入関連費
IT活用の定着を促す導入後の活用支援が対象になりました。
kintoneのライセンス費用や、マニュアル作成、保守サポート費用、最初の初期導入におけるコンサルティング費用等も、もともと補助金の対象でしたが、活用支援も新たに追加されました。
最低賃金近傍の事業者
三か月以上地域別の最低賃金よりも+50円以内で雇用している従業員の方が、すべての従業員の方の中の3割以上であれば、最低賃金近傍の事業者とみなされます。例えば、地域別の最低賃金が1000円だとしたら1050円までの従業員が、全従業員のうちの3割以上いる場合は、これに値します。
IT導入補助金でkintoneを導入するときは通常枠で申請することになり、今までは補助率が1/2でしたが、最低賃金近傍の事業者であれば、補助率が2/3に優遇されることになります。
単独申請OK
2024年度
kintoneはITツールとして汎用プロセスに関するツールと設定されており、汎用・自動化・分析ツールに値します。IT導入補助金の申請上、kintoneだけで単独申請することができませんでした。
↓
2025年度
汎用・自動化・分析ツールの中のビジネスアプリ作成ツールにkintoneが所属しているのですが、2025年度では、ビジネスアプリ作成ツールが共通プロセスに移動しました。汎用プロセスだとkintoneが単独で申請できませんでしたが、共通プロセス05に変わったおかげで、kintoneだけでもIT導入補助金の単独申請ができるようになりました。
申請スケジュール
交付申請期間:2025年3月31日(月)受付開始~(予定)
【通常枠】1次締切分
締切日:2025年5月12日(月)(予定)
交付決定日:2025年6月18日(水)(予定)
事業実施期間:交付決定~2025年12月26日(金)17:00(予定)
事業実績報告期限:2025年12月26日(金)(予定)
随時更新されますので、今後のスケジュールにおいては公式サイトをご覧ください。
IT導入補助金/事業スケジュール
注意点
・IT導入支援事業者として登録されているベンダーからITツールを購入する必要がある
kintoneをサイボウズ社から直接購入するのはNGです。
IT導入支援事業者として登録されているベンダーからkintoneを購入する必要があります。
・IT導入支援事業者と一緒に補助金の申請を進める必要がある
事業者さんが一人で補助金の申請をどんどん進めることができるわけではなくて、IT導入支援事業者と一緒に補助金の申請を進める必要があります。
・詳細は、最新の公募要領を見ること。同一年度中にも変更の可能性あり
詳細な情報は最新の公募要領を見てください。
2025年の同一年度中にも応募要領や細かい情報が変更される可能性がありますので、最新の応募要領を見ることが重要です。
・補助金・助成金に詳しいkintoneベンダーを選ぶべし
2024年度のIT導入補助金で不正が行われているということが何件か発覚し、現在事務局としては不正に関してすごく敏感であり、非常に厳格な措置を取られます。
悪いことをした自覚がなかったとしても、それが不正になるようなことだと、最悪の場合せっかく受け取った補助金を返還しないといけないということもありえます。
そのようなことにならないためにも、補助金助成金に詳しいkintoneベンダーを選ぶことをオススメします。
まとめ
本記事では以下の6つの点についてお伝えさせていただきました。
①2025年も色々な補助金でkintoneの導入・初期構築が可能
以下②~⑥は【IT導入補助金2025】について
②活用支援・定着支援のサポートも対象経費に
③最低賃金近傍の事業者は補助率が1/2→2/3に
④kintone単独で申請可能に
⑤申請は3月31日(月)を予定している
⑥補助金申請に精通しているベンダーを選ぶべし
kintoneを導入するなら、ぜひ補助金の活用を検討しましょう。
この記事を読んでも「いまいちどの補助金を使えばいいのかわからないな・・・」という方がいらっしゃれば、お問い合わせいただけたらと思います。
弊社では補助金の申請から、kintoneの導入、導入後のアフターフォローまでお客様に寄り添いながら丁寧な支援をさせていただきます。お気軽にお問い合わせくださいませ。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
「参考になったよ~」という方は、ご意見やご感想をX(旧Twitter)で共有して頂いたり、「いいね」や「リポスト(旧リツイート)」をして頂けますと、とても喜びます!
なお、今回のお話は動画でも解説しています。
ぜひご覧ください!
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それでは、また。